地球人村は2003年7月16日、サイパンの2つの先住民族、チャモロとカロリニアンの文化体験、自然体験、地元住民との交流を目的としてハファダイ・ビーチ・ホテル隣接の約8,000平方メートルの敷地に誕生したものです。 気軽にサイパンの伝統文化や自然、遊びを体験するのには最適の場所です。管理人は最初「あまり行く気がなかった場所」なのですが、いざ行ってみると「行って良かった♪」と思います。とくにお子様連れにはオススメします。 地球人村へ行ってみたい!と思ったら、ツアーデスクに申し込むだけなので簡単です。
|
|||
地球人村プログラムの一覧 (クリックすると詳細がご覧いただけます) 2005年6月24日現在一部のみ公開 | ||
ビーズ細工 | カラフルなビーズを組み合わせて、オリジナルの指輪やブレスレットを作ります。 | |
バナナペインティング | バナナの木の一部(葉っぱの軸の部分)にインクをつけてぺったん、ぺったん、スタンプのように押していきます。 葉書サイズの紙にきれいな絵を描きます。 | |
貝殻細工 (シーシェルアート作り) |
種類の異なる貝殻に針金を巻き付けて組み合わせ、綺麗な花の飾りを作ります。 | |
ココナッツオイル作り | ヤシの実を割って削り、ココナッツオイルを作ります。 | |
チャモロ料理教室 | 地元チャモロ人に昔から受け継がれてきた簡単な家庭料理の教室。できたてを試食することができます。 | |
管理人未体験プログラム | ||
ヤシの葉細工 | 若いヤシの葉を編んで、籠、帽子、魚、鳥などを作ります。 | |
マーマー(花輪)作り | きれいな草花を使って花輪を作ります。ゲストもてなす際にかぶる習慣があるそうです。 | |
ラバラバ作り体験 | 伝統的な衣装にも使われるラバラバという生地を特別な機械を使って織っていきます。 | |
ウクレレ教室 | 簡単なコードを教えてもらい、みんなで一緒にウクレレを弾きます。(歌もあり?) | |
タラザ体験 | 伝統的な投網漁が地球人村前のビーチで体験できます。 | |
カロリニアン伝統カヌー体験 | サイパンの地元民(カロリニアン)の伝統的な海の文化、カヌーを体験。
カヌーは大きな帆に風を受けて進むタイプのもので、地球人村沖をアドベンチャー気分で進むことができます。 (参加するときは濡れても構わない服装要)
|
地球人村までの道のり | ||
当日の朝、各ホテルに迎えのバス(PDI)がきます。 それに乗っていくとハファダイビーチホテルに到着します。(写真はハファダイビーチホテルのエントランスです) エントランスの奥まで進み・・・ |
![]() |
「ようこそサイパン地球人村」看板前でしばし待ちます。(出欠確認?を行います) |
確認が終わると地球人村に向けて移動を開始します。ハファダイビーチホテルの建物沿いに歩いていきます。 |
途中にも「ようこそサイパン地球人村」の看板があります。 |
途中、PDIのオフィスを見ることができます。(とくになにというわけではありませんが・・・) 建物沿いに歩いてみると分かりますが、ハファダイビーチホテル は横長です・・・。 |
建物から離れたと思ったら、今度はプチジャングルの中をさら〜に進んでいきます。 |
ハファダイビーチホテルの敷地を抜け、橋を渡ります。PDIスタッフさんの後を着いて行くので、迷うことはありません。(ご安心を・・・) |
橋を渡ってまっすぐ行くと、カラフルな屋根の建物が見えてきます。 |
ここはイスがあるので一休憩、涼みながらスタッフの説明を聞きます。 |
説明は日本語で行ってくれるので、分からないことは遠慮なく聞けます。 特に体験するプログラムの順番は無いので、自分のやりたいものから挑戦できます。混んでいたら空いているところから行ってみたほうが良いと思います。 |
カラフルなビーズを組み合わせて、オリジナルの指輪やブレスレットを作ります。左の写真は管理人が作った指輪です。 |
||
ビーズ細工をやってみよう! | ||
ビーズ細工を教えていただいたMaggieさんです。 |
指輪2種類とブレスレットの中から作りたいものを一つ選びます。 |
指 輪 | ||
まずは指輪をセレクト。 何種類かある色の中から2色選びます。 とりあえず金と青をセレクト。(ちょっと成金趣味でしょうか・・・?) |
まず1個通します。 |
次に同じ色を、左右から1個ずつ入れます。 |
さらに同色を片方に1個入れ、もう片方のワイヤーをビーズの中に通して(写真のようにクロスします。)引っ張ります。 |
引っ張ると写真のように十字になります。(金色ビーズ部) さらにもう一色(青色)を左右に2個ずつ入れます。 |
次に最初の色を一つ入れます。(ここが最初に1個入れるのと同じステップになります。) この作業を繰り返し、自分の指に合った長さまで作ります。 |
目的の長さになったらMaggieさんに渡して後処理をしてもらいます。(最初と最後を繋ぐ) |
指輪の完成です。 |
ブレスレット | ||
こちらはブレスレットです。 指輪と同じく、何種類かある色の中から2色選びます。 ブレスレットは指輪に比べると比較的簡単に作れます。(2回の動作の繰り返しです) |
作っているところを激写。みんな集中しすぎて無言です・・・。 |
分からなかったら遠慮なく聞きましょう♪ 話すのは英語ですが、分かりやすい単語でやさしく話してくれるので意味は確実に理解できます。 言葉が出てこなくても、躊躇せずボディランゲージでいきましょう! |
こちらが完成したブレスレットです。 意外な色の組み合わせが結構良かったりします。 |
つけてみるとこんな感じです。(写真はサルきちがつけたものです) |
こんな食べ物が・・・? | ||
Maggieさんが勧めてくれた採れたてフルーツの盛り合わせです。 盛り合わせと言ってもマウンテンアップルとマンゴーですが・・・。 |
写真はマウンテンアップルですが、となりにあるのは毎度おなじみ「インスタントラーメン札幌一番」のスープです。 現地の方々はこれをマウンテンアップルにつけて食べるそうです・・・。 |
食感はちょっと渋みのあるリンゴです♪ やはり採れたては一番ですね。 |
マンゴーもいただいてしまいました♪ |
食べ方は・・・、皮を剥いて「ひたすらしゃぶりつく」です!! |
バナナの木の一部(葉の軸部分)にインクをつけてぺったん、ぺったん、スタンプのように押していくものです。 葉書サイズの紙にきれいな絵を描きます。 左の写真はお手本で作っていただいたものです。 とてもきれいだと思いませんか? |
||
バナナペインティングをやってみよう! | ||
バナナペインティングを教えていただいた??さんです。(お名前を聞き忘れてしまいました・・・) 開始早々、なにやらバナナの 葉の軸の部分をカッターで切っています。 |
机の中央にビニールのシートを張っています。(写真は開始前です) このシートの上には絵の具をが用意されます。 |
このような感じで、絵の具が用意されていきます。 見ていて楽しいです、などと言っている暇はありません。お手本を見ながら一緒に作業しなければなりません。 |
このような感じで切っていきます。(葉の軸部分です) |
シートの上に出したインクをつけて「ぺったん」します。インクは何色かを混ぜて使うので、インクをつけるときは注意が必要です。 と言っても、インクをつけて渡してくれるので心配は全くしなくても大丈夫です♪ |
ペイントしてみると、こんな感じです。 |
バナナペインティング講座は順調に進んでいきます。 |
まだまだ続きます。 今度は小さな葉の軸部分を使います。いろいろな色が混ざりあってとても綺麗です。作っていて楽しくなります。 |
中央に棒状のスタンプに点二つ、細い線を二つ入れると「蝶」の出来上がりです。 |
次に細いものを使って文字を入れます。 |
あっという間に文字が入りました。(写真左のSAIPANがそうです) 文字は難しいので、講師(名前が分からないので・・・)の方にお願いします。 名前を聞かれるので、はっきりと答えましょう! 普通に言って伝わらないときもあるので、そのときはアルファベットで伝えましょう♪ |
「子供も楽しめる」が基本です。ご覧の通り5歳の子供でも楽しんで(?)やっています。 写真は小さな葉の軸を使って黄色い花を描いているところです。細い方を中心にして五箇所位押すと花の出来上がりです。 |
最後に緑色を使って、葉っぱを描いていきます。適当に「ぽん、ぽん、ぽん」と押していくだけで簡単に出来てしまいます。 |
以上で完成です。 ハガキサイズなので絵葉書としても使えますが、やはりこれは記念品。持ち帰って家に飾りましょう! |
バナナペインティングは子供が一番楽しめるプログラムかもしれません。子連れの方はぜひ最初にお試しあれ♪ |
種類の異なる貝殻に針金を巻き付けて組み合わせ、綺麗な花の飾りを作ります。(シーシェルアート作り) 写真は完成品を3個分です。 |
||
貝殻細工(シーシェルアート作り)をやってみよう! | ||
貝殻細工を教えていただいたBalautoさんです。 |
机の上には貝殻(3種類3個ずつ)とワイヤーが置いてあります。 |
まず最初に一番小さな貝殻です。 小さな穴が開いているので、そこにワイヤーを通します。 |
通したワイヤーの中央部分に貝殻がくるようにしてワイヤーを曲げます。 |
曲げたワイヤーをねじっていきます。 |
同じ事を三回繰り返して3個作ります。 |
他の2種類も同じ方法で作ります。 全部できると左写真のようになります。 |
まだまだ続きます。 最初に作った一番小さな貝殻を束ねて、ワイヤーをねじってまとめます。 |
次に中くらいの大きさの貝殻をかさねて、ワイヤーをクルクルと巻いていきます。3個とも同じようにします。 |
次に一番大きい貝殻をかさねて、またまたクルクルと、巻いていきます。9個の貝殻を全てまとめると左写真のような形になります。 |
最後に、ワイヤーの部分に白いテープを巻いて、形を整えると「つぼみ」は「花」に変わり完成です。 |
立派な貝殻細工の販売もしているので、気に入ったものがあればその場で購入することも出来ます。 外はとても暑いのですが、不思議と日陰は涼しいものです。 |
ヤシの実を割って削り、ココナッツオイルを作ります。ヤシの実からなぜオイル?という風に思ってしまいますが、実際に作ってみると本当にオイルができるので感動します。 作ったオイルはお土産に持って帰れますので、はりきってトライしましょう! |
||
ココナッツオイル作りをやってみよう! | ||
最初に、一本のとがった木の棒があるところに案内されます。 まずは、ヤシの実をとがった棒に力任せに突き刺します。そして左右にねじると実の皮部分が外れやすくなります。 |
外れやすくなったところを、おもむろに剥いていきます。左写真はその残骸です・・・。 |
最終的にはこのような状態になってしまいます。野球ボール位の大きさの実の本体(?)を取り出します。 |
少々分かりにくいですが、お兄さんが持っているのが取り出したものです。 |
ナタで実を真っ二つに割ってみると・・・、恒例のヤシの実ジュースがたっぷりと入っていました。 |
少々判りづらいですが、丸い木のイスの先に「のこぎりの刃」を丸くしたようなものが付いています。 |
ヤシの実の白い部分を刃にあてて、力を入れて上から下にスライドさせます。何度も繰り返して、削っていきます。 |
これくらい削れればOKです。 |
削り終わったものに、水を注ぎます。 |
水を入れたらよく混ぜ合わせます。 |
よく混ぜると白い液体ができます。これがココナッツミルクです。 |
次はざるにあけてこします。 |
こしたココナッツミルクを火にかけて、30分煮立たせます。30分ここで待つ必要は無いので、別のプログラムを体験しましょう。 |
煮立たせて、最後に残ったものがココナッツオイルになります。(最後の仕上げはお任せだったので、実際どのように抽出したのかが判りません・・・) 常温で保存していれば問題は無いのですが、ちょっと涼しいところに置くと、オイルが固体化します。固体化したらお湯につけておくとすぐに液体化しますのでご安心を。 出来たオイルは少量ですが、結構伸びが良いのでなかなか量は減りません。自分で作ったオイルは良い思い出になりますので、是非日本に持ち帰ってください♪ |